SaaSの製品プロフィール

Google Meet

クラウドサービス / チーム

Google Meet は、Google が提供する Web 会議サービスです。Google Workspace に含まれ、Gmail や Google カレンダーと連携して、ブラウザだけでオンライン会議を行えます。専用アプリのインストールが必須でなく、会議リンクをクリックすれば参加できる手軽さが特徴です。

3つの要点
TL;DR
  1. ブラウザから追加インストール不要で参加(Chrome など主要ブラウザに対応)
  2. Google カレンダー・Gmail との連携、予定への会議リンク自動付与
  3. 日常連絡とオンライン会議に向く

製品の概要

製品の立ち位置

Google Meet のロゴ
製品・技術の概要Google MeetGoogle Meet は、Google が提供する Web 会議サービスです。Google Workspace に含まれ、Gmail や Google カレンダーと連携して、ブラウザだけでオンライン会議を行えます。専用アプリのインストールが必須でなく、会議リンクをクリックすれば参加できる手軽さが特徴です。
最大参加者
1,000人対象プラン
会議時間
最大24時間グループ通話
無料参加者
100人Googleアカウント
無料時間
60分グループ会議
この製品の強み
ブラウザから追加インストール不要で参加Chrome など主要ブラウザに対応)Google カレンダー・Gmail との連携、予定への会議リンク自動付与
向いている場面
日常連絡とオンライン会議
提供形態
クラウドサービス
主な対象
チーム
比較の中心
会話会議連携
カテゴリ
ビジネスチャット / Web 会議
公開資料の確認値Google Workspace

選定ガイド

選定ポイント

採用する理由と、事前に受け入れるべきトレードオフを分けて確認します。

採用に向く条件

選ぶ理由

  1. ブラウザから追加インストール不要で参加(Chrome など主要ブラウザに対応)
  2. Google カレンダー・Gmail との連携、予定への会議リンク自動付与
  3. 画面共有・チャット・挙手・リアクション・ブレイクアウトルーム

事前に確認する条件

考慮すべき点

  1. 通知過多とチャンネル設計に注意
  2. 既存環境との互換性と移行方法を確認する
  3. 初期費用だけでなく運用負荷まで比較する

詳しい解説

製品を詳しく理解する

どんなサービスか

Google Meet は、Google が提供する Web 会議サービスです。Google Workspace に含まれ、Gmail や Google カレンダーと連携して、ブラウザだけでオンライン会議を行えます。専用アプリのインストールが必須でなく、会議リンクをクリックすれば参加できる手軽さが特徴です。

もともとは Google ハングアウトから派生した法人向け会議ツールとして登場し、その後コンシューマー向けにも開放されました。現在は Workspace の中核サービスのひとつとして位置づけられ、カレンダーの予定に会議リンクが自動で付与されるなど、Google のサービス群の中で自然に会議を始められる設計になっています。Gmail のサイドパネルからの会議開始、Chrome 拡張やモバイルアプリからの参加など、入口が多い点も普及を後押ししています。

横にスクロール

GoogleカレンダーやMeetから会議を作成し、主催者の組織設定と会議単位の公開・信頼済み・制限付きアクセスで参加可否を判断し、端末から暗号化した音声・映像をGoogleのメディア基盤へ送り、録画・文字起こしを主催者のDriveと予定へ保存する流れ
会議の機能と保存先は、参加者ではなく原則としてカレンダー予定の主催者側の契約・管理設定に従います。参加範囲、録画・文字起こしの同意、ネットワーク経路、終了後のDrive共有と保持を会議前に決めます。

主な特徴

Google Workspace との連携を軸に、シンプルで使いやすい会議機能を備えます。プランによって使える機能の範囲が段階的に広がります。

  • ブラウザから追加インストール不要で参加(Chrome など主要ブラウザに対応)
  • Google カレンダー・Gmail との連携、予定への会議リンク自動付与
  • 画面共有・チャット・挙手・リアクション・ブレイクアウトルーム
  • 会議の録画と Google ドライブへの自動保存(上位プラン)
  • リアルタイム字幕、翻訳字幕、文字起こし(言語・プランによる)
  • ノイズ抑制、背景ぼかし・差し替え、低照度補正などの音声・映像補助
  • 管理コンソールによるポリシー管理、ログ監査、ドメイン制御

個人の Google アカウントでも基本的な会議を利用でき、ビジネス用途では Google Workspace のプランに応じて、参加人数の上限・録画・文字起こし・参加レポートなどの機能が広がります。

仕組み・設計思想

Google Meet は、ブラウザやアプリから WebRTC を用いて Google の Meet メディア基盤へ接続し、映像・音声・共有画面を双方向に送受信します。ICE、STUN、TURN などで利用可能な経路を決めるため、企業ネットワークでは対応する送信先、UDP/TCP、プロキシ方針を事前に試験します。

メディア基盤は各参加者の回線や端末性能に応じて品質を調整し、参加者へ配信します。通信は転送中に暗号化されます。組織管理者は Meet の利用可否や既定設定を管理し、主催者・共同主催者は会議単位の参加、発言、画面共有、記録を制御します。組織設定と会議内の主催者操作は別の責任境界です。

ブラウザ完結ゆえの強みと前提

インストール不要は導入障壁を下げますが、快適さはブラウザと端末の性能、そして WebRTC が通る経路に依存します。古いブラウザや厳しいプロキシ環境では、事前に接続テストをしておくと安心です。

主なユースケース・向き不向き

社内定例、商談、面接、オンライン授業、ウェビナー的な配信まで、汎用的な会議用途に向きます。Google Workspace を全社で使っている組織では、カレンダー招待から会議参加までが一気通貫で、調整の手間がほとんど発生しないのが最大の強みです。社外の相手にもリンクを送るだけで参加してもらえるため、取引先を交えた打ち合わせにも使いやすい構成です。

一方で、Microsoft 365 を基盤にしている組織や、ブレイクアウトの高度な制御・大規模ウェビナー運営・録画ワークフローを本格的に作り込みたい場合は、Teams や Zoom など他ツールの方が要件に合うこともあります。会議に紐づくチャットやファイルの常設的なチーム空間という観点では、Meet 単体よりも Workspace 全体(Chat やドライブ)と組み合わせて考えるのが実態に近いです。

他との違い

Microsoft 365 環境の Teams に対し、Google Meet は Google Workspace 環境で自然にまとまる選択肢です。メールやカレンダー、ドキュメントを Google でそろえている組織ほど、導入の手間が少なく一貫した運用ができます。

観点Google MeetMicrosoft Teams
主な基盤Google WorkspaceMicrosoft 365
導入形態ブラウザ完結が中心デスクトップアプリ中心
強み予定調整から参加までの軽さOffice 文書との一体運用
常設チーム空間Chat など別機能と併用チャネルとして標準装備

Zoom が特定のオフィス基盤に縛られない会議特化型として広まったのに対し、Meet は Workspace の一部としての一貫性が持ち味です。どれが優れているというより、組織が普段使うメール・カレンダー・文書基盤との相性で選ぶのが現実的です。

料金・エコシステム

Google Meet 単体での販売というより、Google Workspace のプランに機能が含まれる形が基本です。個人の Google アカウントでも基本的な会議は無料で使え、上位の有料プランほど参加人数の上限、録画とドライブ保存、文字起こし、参加レポート、長時間会議などの機能が広がります。無料利用ではグループ会議の時間に上限が設けられる場合があるため、定常的な長時間会議を行うなら有料プランの条件を確認しておくと安全です。

エコシステム面では、Google カレンダー・Gmail・ドライブ・Chat との連携が標準で、録画は自動的にドライブへ保存できます。サードパーティのスケジューラや CRM、教育プラットフォームとの連携アドオンも存在し、Workspace の管理コンソールからは録画・字幕・外部参加などのポリシーを一括管理できます。

既存環境に合わせて選ぶ

会議ツールは単体の機能差だけでなく、普段使うメールやカレンダーとの相性で選ぶと、予定調整から会議参加までの流れがスムーズになります。Google でメールやドキュメントをそろえているなら、Meet は追加導入の負担が小さい選択肢です。

導入・運用上の注意点

全社導入では、誰が録画や外部参加を許可されるか、会議リンクの発行ポリシー、ゲストの扱いといったガバナンスを管理コンソールで先に決めておくと、後からの統制が楽になります。録画がドライブの容量を消費する点や、文字起こし・翻訳字幕が対応言語やプランに依存する点も、運用前に確認しておきたいポイントです。

ネットワークと端末の前提を確認

ブラウザ完結とはいえ、品質は回線とプロキシ、端末性能に左右されます。厳しいファイアウォール環境や共有端末が多い拠点では、事前に接続テストと帯域の見積もりをしておくと、本番会議でのトラブルを避けられます。

総じて Google Meet は、Google Workspace を基盤とする組織にとって、導入障壁が低く運用が一貫した会議サービスです。高度な配信運営や Microsoft 基盤との一体化が主目的でない限り、日常会議の標準ツールとして十分な実力を備えています。

SaaSの選定ポイント

Google Meetを実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

日常連絡とオンライン会議

比較で見る軸

最大参加者: 1,000人 / 会議時間: 最大24時間 / 無料参加者: 100人

導入後に効く点

Google カレンダー・Gmail との連携、予定への会議リンク自動付与

先に潰すリスク

通知過多とチャンネル設計に注意

数字・仕様の読み方
最大参加者
1,000人
対象プラン
会議時間
最大24時間
グループ通話
無料参加者
100人
Googleアカウント
無料時間
60分
グループ会議

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「日常連絡とオンライン会議 / チーム」に近いか確認する。
  • 強みである「ブラウザから追加インストール不要で参加(Chrome など主要ブラウザに対応)」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「通知過多とチャンネル設計に注意」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

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