ホーム/セキュリティ/製品カテゴリ/ Palo Alto Prisma(SASE / Access)

Palo Alto Prisma(SASE / Access)

セキュリティ製品

どんな製品か

Palo Alto Prisma(プリズマ)は、Palo Alto Networks が提供する SASE プラットフォームです。ネットワーク接続とセキュリティをクラウド上で一体的に届け、社内・拠点・リモートからのアクセスを一貫したポリシーで保護します。

中核となるのが Prisma Access で、SWG・CASB・ZTNA・FWaaS といったセキュリティ機能をクラウドサービスとして提供します。利用者はどこから接続しても、クラウド側で検査とアクセス制御を受けてから目的のサービスへ到達します。

横にスクロール

移動利用者、拠点、明示プロキシの通信をPrisma Accessへ接続し、利用者とアプリを識別してポリシー検査後にインターネット、社内アプリ、サービス接続へ分岐する経路
このPrisma Accessの構成例では、GlobalProtect、拠点のIPsec/GRE、明示プロキシなど接続方式ごとに通信をクラウドの検査地点へ入れます。利用者・アプリ・URL・脅威・データの規則を評価し、インターネット直出し、ZTNA対象、サービス接続経由などへ経路を分けます。明示プロキシとトンネルでは対応する経路制御が異なるため、迂回・既定経路・対向トンネル・設定反映を別々に検証します。

仕組み・特徴

Prisma の出発点は、同社の次世代ファイアウォール(NGFW)で確立した通信検査とポリシー体系をクラウドへ広げたことです。アプリ識別・脅威防御・URL フィルタリングといった検査を、クラウドのサービスとして提供します。

  • NGFW 由来の検査機能をクラウドサービス化(SWG・FWaaS)。
  • SD-WAN とセキュリティを組み合わせ、拠点・リモートを含むアクセス全体を一つの基盤で扱う。
  • ZTNA により社内アプリへのアクセスを利用者・状況ごとに検証(VPN の置き換えにも)。
  • 同社の運用基盤・脅威情報(Unit 42)と連携しやすい。

他の SASE との違い

観点Palo Alto Prismaクラウド専業/CASB 起点
出発点NGFW の検査・ポリシークラウド可視化/SSE
強み深い通信検査・既存 FW と地続きSaaS 可視化・データ保護など
運用既存 FW 運用を引き継ぎやすい新規に整備
向く環境Palo Alto 資産を持つ組織SaaS 中心・専業志向

位置づけ・注意点

ネットワークセキュリティ機器大手の Palo Alto Networks が SASE 領域へ展開したプラットフォームです。クラウド専業として始まったベンダーと比べ、ファイアウォールを軸とした検査技術とポリシー体系を基盤に持つ点が違いです。

ファイアウォール由来の強み

Prisma は、同社のファイアウォール製品で確立した通信検査やポリシー運用の考え方をクラウドへ広げたものです。既存の Palo Alto ファイアウォール運用の延長で捉えやすく、知識や運用を引き継ぎながら SASE へ広げやすい点が特徴です。

総じて Palo Alto Prisma は、NGFW 由来の検査・ポリシーを土台にした SASE で、深い通信検査と既存ファイアウォール運用との地続きさが強みです。

Security Vendor

Palo Alto Prisma(SASE / Access)を実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

リモートワーク / ゼロトラスト

比較で見る軸

対応カテゴリ: 2領域 / 主な領域: NW + セキュリティ統合 / セキュリティのクラウド統合

導入後に効く点

SASE のセキュリティ部分

先に潰すリスク

ベンダー名だけで選ばず、守る対象、運用体制、既存環境との連携、検知後の対応手順まで確認する。

数字・仕様の読み方
対応カテゴリ
2領域
主な領域
NW + セキュリティ統合 / セキュリティのクラウド統合

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「リモートワーク / ゼロトラスト / 拠点 NW とセキュリティの統合」に近いか確認する。
  • 強みである「NW とセキュリティをクラウド統合」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「ベンダー名だけで選ばず、守る対象、運用体制、既存環境との連携、検知後の対応手順まで確認する。」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

リモートワーク / ゼロトラスト拠点 NW とセキュリティの統合クラウド利用の制御ゼロトラストアクセス(ZTNA)SaaS 利用の可視化・制御(CASB)SASESSE(Security Service Edge)
← セキュリティ製品カテゴリへ戻る