ハードウェアの製品プロフィール

Veeam

データ保護基盤 / 全社システム

Veeam は、仮想環境のバックアップで広く使われているデータ保護製品です。仮想マシン(VM)を単位として丸ごと保護し、必要なときに素早く復元できることを重視した設計が特徴です。VMware vSphere や Microsoft Hyper-V といった主要な仮想化基盤に対応し、仮想環境のバックアップを起点に、物理サーバーやクラウド上のデータ保護へと対象を広げてきました。

3つの要点
TL;DR
  1. 多様な復元: バックアップから VM を直接起動して即時復旧(Instant Recovery)、ファイルやアプリ単位の粒度復元。
  2. 復元の検証(SureBackup): 隔離環境で仮想マシンを起動し、設定したハートビート・通信・アプリ試験などを自動実行。業務復旧の成否は別途、実復元でも確認する。
  3. バックアップと災害対策に向く

製品の概要

製品の立ち位置

Veeam のロゴ
製品・技術の概要VeeamVeeam は、仮想環境のバックアップで広く使われているデータ保護製品です。仮想マシン(VM)を単位として丸ごと保護し、必要なときに素早く復元できることを重視した設計が特徴です。VMware vSphere や Microsoft Hyper-V といった主要な仮想化基盤に対応し、仮想環境のバックアップを起点に、物理サーバーやクラウド上のデータ保護へと対象を広げてきました。
顧客数
55万社+世界
Fortune 500
82%導入比率
G2000
74%導入比率
この製品の強み
多様な復元: バックアップから VM を直接起動して即時復旧Instant Recovery)ファイルやアプリ単位の粒度復元復元の検証(SureBackup): 隔離環境で仮想マシンを起動し、設定したハートビート・通信・アプリ試験などを自動実行。業務復旧の成否は別途、実復元でも確認する。
向いている場面
バックアップと災害対策仮想環境バックアップで人気
提供形態
データ保護基盤
主な対象
全社システム
比較の中心
復旧時間と保管方式
カテゴリ
バックアップ / DR
公開資料の確認値Veeam

選定ガイド

選定ポイント

採用する理由と、事前に受け入れるべきトレードオフを分けて確認します。

採用に向く条件

選ぶ理由

  1. 多様な復元: バックアップから VM を直接起動して即時復旧(Instant Recovery)、ファイルやアプリ単位の粒度復元。
  2. 復元の検証(SureBackup): 隔離環境で仮想マシンを起動し、設定したハートビート・通信・アプリ試験などを自動実行。業務復旧の成否は別途、実復元でも確認する。
  3. 3-2-1 と不変性: ディスク・テープ・クラウド(オブジェクトロック)へ多重保管し、改ざん・削除を防ぐイミュータブルバックアップでランサムウェア対策。

事前に確認する条件

考慮すべき点

  1. 復旧テストを継続する必要
  2. 既存環境との互換性と移行方法を確認する
  3. 初期費用だけでなく運用負荷まで比較する

詳しい解説

製品を詳しく理解する

どんな製品か

Veeam は、仮想環境のバックアップで広く使われているデータ保護製品です。仮想マシン(VM)を単位として丸ごと保護し、必要なときに素早く復元できることを重視した設計が特徴です。VMware vSphere や Microsoft Hyper-V といった主要な仮想化基盤に対応し、仮想環境のバックアップを起点に、物理サーバーやクラウド上のデータ保護へと対象を広げてきました。

横にスクロール

VeeamのVMware仮想マシン保護の例で、バックアップサーバーがジョブを制御し、プロキシがデータを取得してリポジトリへ保存する経路と、バックアップコピー、不変化、SureBackupによる復元検証、RPOとRTOの確認点
VMware仮想マシンの例では、バックアップサーバーが制御し、プロキシがデータを読み出してリポジトリへ送ります。物理、NAS、データベースなどは取得経路が異なり、保持、別障害領域へのコピー、不変化も別の設計項目です。RPOは最後に使える復元点、RTOは検知から業務確認までを復元試験で測ります。

仕組み・特徴

Veeam は VM をイメージ単位(ディスクごと)で保護します。VMware VM の増分では、構成に応じて変更ブロック追跡(CBT)などを使って変更部分を中心に取得し、必要に応じて合成フル(synthetic full)を作ります。ハイパーバイザのスナップショットは読取り時点を作る一時機構であり、保存済みバックアップそのものではありません。

  • 多様な復元: バックアップから VM を直接起動して即時復旧(Instant Recovery)、ファイルやアプリ単位の粒度復元。
  • 復元の検証(SureBackup): 隔離環境で仮想マシンを起動し、設定したハートビート・通信・アプリ試験などを自動実行。業務復旧の成否は別途、実復元でも確認する。
  • 3-2-1 と不変性: ディスク・テープ・クラウド(オブジェクトロック)へ多重保管し、改ざん・削除を防ぐイミュータブルバックアップでランサムウェア対策。

他のバックアップとの違い

観点VeeamNetBackup 等(大規模)
起点仮想環境(VM イメージ)大規模・多対象の集中管理
強み復旧の速さ・使いやすさ拡張性・実績
対象仮想→物理→クラウドへ拡大全社の多様な対象
向く規模中小〜大まで幅広い大企業・基幹

立ち位置・注意点

VMware や Hyper-V を中心に仮想化を運用している組織にとって、定番のバックアップ手段の一つです。復旧の速さを求める場面に向き、仮想・物理・クラウドが混在する環境をまとめて保護したいケースにも対応します。

復元テストと 3-2-1 を前提に

「取れているつもり」で復元できない事故を避けるため、定期的な復元テスト(SureBackup 等)を運用に組み込みます。保管は 3-2-1(3 コピー・2 媒体・1 遠隔/オフライン)とイミュータブルを基本に設計すると、ランサムウェアにも強くなります。

総じて Veeam は、VM イメージ単位の保護と速い復旧、復元検証・イミュータブル保管を武器に、仮想環境を中心に広く使われるデータ保護製品です。

ハードウェアの選定ポイント

Veeamを実務で読む

TL;DRは入口です。実際に選ぶ・使う段階では、何を解決するか、何と比較するか、導入後にどこで詰まるかまで見る必要があります。

解決すること

バックアップと災害対策

比較で見る軸

顧客数: 55万社+ / Fortune 500: 82% / G2000: 74%

導入後に効く点

復元の検証(SureBackup): 隔離環境で仮想マシンを起動し、設定したハートビート・通信・アプリ試験などを自動実行。業務復旧の成否は別途、実復元でも確認する。

先に潰すリスク

復旧テストを継続する必要

数字・仕様の読み方
顧客数
55万社+
世界
Fortune 500
82%
導入比率
G2000
74%
導入比率

判断チェックリスト

  • 自社の用途が「バックアップと災害対策 / 全社システム」に近いか確認する。
  • 強みである「多様な復元: バックアップから VM を直接起動して即時復旧(Instant Recovery)、ファイルやアプリ単位の粒度復元。」が本当に評価軸になるか確認する。
  • 注意点の「復旧テストを継続する必要」を運用で吸収できるか確認する。
  • 公開値や仕様値は、対象プラン・対象機種・対象リージョンまで確認する。
  • 既存システム、ID、ネットワーク、監視、バックアップとの接続方法を先に洗い出す。
  • 小さく試してから、本番移行、権限設計、障害時手順、コスト監視を決める。

次に確認する観点

バックアップと災害対策全社システム仮想環境バックアップで人気バックアップ / DR復旧時間と保管方式データ保護基盤
参考: Veeam
バックアップ / DRの製品一覧へ